VMware ESXiのコマンド
ESXiのSSHログインとPXEブートのメモを書いてきたので,次はESXiにSSHでログインしてからのコマンドメモ.
多分vSphereで出来ることは大抵出来る.
基本的にvim-cmdから操作する.
まずESXiで管理している仮想マシンの一覧
# vim-cmd vmsvc/getallvms
Vmid Name File Guest OS Version Annotation
16 majesta [datastore1] majesta/majesta.vmx other26xLinuxGuest vmx-07
32 OpenBSD 4.7 [datastore1] OpenBSD 4.7/OpenBSD 4.7.vmx otherGuest vmx-07
48 sheepdog4 [datastore2] sheepdog4/sheepdog4.vmx debian5_64Guest vmx-07
VmidはESXiで管理している仮想マシンのID番号.なぜか16単位で増えていく.
NameはvSphereで表示されている名前.
Fileはイメージが保存されているデータストアとそのパス.
GuestOSは仮想マシンインストール時に指定するOSの種類.あそこになければotherになっているはず.
VersionはVMwareのバージョン.これも仮想マシンインストール時に設定するはず.
Annotationはよくわからん.表示されてないし.注釈書いてれば多分出る.
コマンドから仮想マシンを操作するときはVmidを使う.
仮想マシンの起動
# vim-cmd vmsvc/power.on vmid
vmidはさっき調べたID番号を指定.vSphereでいう仮想マシンの起動にあたる.
仮想マシンの停止
# vim-cmd vmsvc/power.off vmid
これはvSphereでいう仮想マシンの停止. 仮想マシンの終了処理をしないのでいきなり電源が切れる.ちゅーい.
# vim-cmd vmsvc/power.suspend vmid
同じくサスペンド.
仮想マシンの再起動
# vim-cmd vmsvc/power.reboot vmid
リブーt(ry
仮想マシンの登録
# vim-cmd solo/registervm [cfg path] name
仮想マシンのイメージをESXiに登録する.他のESXiで作成した仮想マシンを操作するために必要な処理.
cfgはvmxファイルを指定する.
Nameは仮想マシンの名前.ぶっちゃけなんでもいい.
仮想マシンの削除
# vim-cmd vmsvc/unregister vmid
登録している仮想マシンを削除する.仮想マシンのイメージは削除されない.ただエントリから削除するだけ.
ESXiのエラーメッセージの表示
# vim-cmd vmsvc/message
ESXiで起きたアラート,エラーメッセージを表示する.
これくらいで大体普段の作業には問題ないはず…
仮想スイッチ関係の操作はまた今度.